帽子と水着と水平線-aiko

それは偶然で あの日雨が降ったから

君に逢った あの日雨が降ったから

青の水平線に晴れた空が 落としていったもの

鮮やかな夕日を見て

もう始まっていた あっけなく好きになっていた

赤い帽子のツバが曲がって 隙間から覗く

大きな瞳に夜が来たとしても

風が吹いてもあたし目が離せない

耳の中には星の砂の忘れ物

足首には約束の黒いひも

早くこっちにおいで 離れちゃだめさ

危ないよ気を付けて この手を離すな

もう始まっていたあっけなく好きになっていた

赤い帽子を風が弾いて くるり宙返り

目指す空の下 色違いの指先

全部君にあげるよ さぁ目を閉じて

背中の水着の跡 もう一度焼き直そうか

小さな屋根の下で 寄り添ったままいようか

もう始まっていた あっけなく好きになっていた

赤い帽子のツバが曲がって 隙間から覗く

大きな瞳に夜が来たとしても

風が吹いてもあたし目が離せない

発売日:2003-04-23

歌手:aiko

作詞:AIKO

作曲:AIKO