紫陽花が咲く頃-ドラマストア

濡れた前髪を分けて あーあ と呟いた 夕立が嗤う

晴れた空の向こう あーあ すぐそこで夏の匂いがする

壊れた電灯 閉まる商店街

開かずの踏切近く公園で

いつかの今日も 雨が降っていた

積み重ねた ただいま を消したのは

僕なのになあ

紫陽花が咲く頃 君の亡霊が 僕を呼んでいる

“会いたいな” この気持ちを君のせいにして

冴えた頭が余計な ことばっか 考えて止まない

降り続く6月の 雨 が止めば 忘れられたりしてさ

例えばいつかが来るとして

僕らはそれで幸せかな とか

君を案じるフリをして

僕らはそれが幸せだろ とか

かっこ悪くてため息が出る

紫陽花が咲く頃 君の亡霊を探して彷徨う

僕らのその続きは 夏に溶けてゆく

だから

紫陽花が咲く頃 君の亡霊が僕を呼んでいる

“会いたいな” この気持ちを君のせいにして

発売日:2017-04-19

歌手:ドラマストア

作詞:長谷川海

作曲:長谷川海