一つまた一つ汚された 人の影が伸びて空を覆う やがて鳥たちも巣を追われ 黒い雲の中へ姿を消していく ほら夕暮れに染まる君の横顔 一人寂しそうなの 公園の隅揺れる梔子の花 白く心に触れて 握りしめた両手固く 閉ざした記憶思い出すから またいつかの過ちの繰り返しなの? そして音も無くこの街も 闇に飲み込まれて消えてしまうのだろう あの日二人離れ離れになって、二度と会うこともなく 鉄橋の上走る列車の窓に意味もなく呟いた 僕を置いて進む世界はまるで昨日見た夢のよう また壊してやり直しできればな 今東の空に上る朝日は全てを映し出して 泥の川を泳ぐ君の背中に声の限り叫んだ ここにあらずされど強く感じる想い誰の気まぐれ 置き忘れたバスドラム打ち鳴らすの 発売日:2012-10-10 歌手:重音テト 作詞:ケトラP 作曲:ケトラP