ユリーカの花-Halo at 四畳半

夜の帳を静かに下ろして

月が寝息を立てる

夢の中でも涙は流れた

次はどこへ行けばいい

差し込む光を拒んで

息苦しさを求め ただ泳いでいく

望む方へ

きっと溢れた悲しみが ほら

水をやって 枯れない花がある

いつか その花を摘んで

この手で渡したい人がいる

心がどこか欠けてしまえば

夢の淵で気がつく

息を止めても 止めていなくても

苦しさは消えないこと

眠りの国へ逃げ込んで

近付く朝の光 まだ怯えていた

どこへ行こうと

そっと 私は枯れない花へ

水をやって ひとりで眺めていた

いつか 忘れてしまうかな

あなたに 今すぐに逢いたいよ

何度 夜へ潜ったんだろう

目覚めるたび 燃やした昨日

深い夢の底には 一輪の希望

きっと 誰もが枯れない花へ

水をやって 夜空に飾るのでしょう

いつか 忘れてしまっても

あなたが心にくれた花が

ああ、そうか

私を見守っている いつでも

発売日:2016-11-09

歌手:Halo at 四畳半

作詞:渡井翔汰

作曲:齋木孝平