羽のない蝶の群れ 葉の朽ちた深い森 風の音が 花を憂う道 断つ糸をまた結び 人の手はなにを織る 古衣の繕いさえせず 心と心が 呼びあうまま 儚き命に 応える幻よ 愛すれば 愛ゆえに 狂おしい思いが 河になる 古を巡り来る 砂の舟 どこまで行くのか 名も捨てて荷を解けば 雲の尾根 招く空 その先で 逢える人は 誰 灯した明かりに 彷徨う影 怖れを許せば 交わる言霊よ 愛すれば 愛ゆえに 果てのない思いが 河になる 抱きしめるものがある腕にだけ 光は 満ちるか 愛すれば 愛ゆえに 狂おしい思いが 河になる 古を巡り来る 砂の舟 どこまで流れるか 愛すれば 愛ゆえに 果てのない思いが 河になる 抱きしめるものがある腕にだけ 光は 満ちるか 発売日:2007-12-05 歌手:子安武人 作詞:松井五郎 作曲:JIN NAKAMURA