あてもなくバスを降りれば 心を吹きさらす荒野 西風が肌寒いのに なぜだか脱ぎ捨てたシャツ もう僕を取り囲むものが ここにはない 光と風以外は 何を守り 何を奪い 悩んできたんだろう? 何も知らず 何も持たず それでも怖れぬ僕が ありのままの 息を吐く 深く旅の空へ 背伸びをしながら 土埃上げて去ってく また1台バスを見送って 寂しさをガムと一緒に 噛みしめすぐに吐き出した すべてが小さ過ぎるよ 僕だけじゃない 大地と空以外は 何を語り 何を纏い 飾ってきたんだろう? 何も言わず 何も変えず それでも偉大なものを ポケットの奥 しまいこんだ 僕は旅の中で 確かに生きてる 風が運ぶ鳥の未来の詞 この世界への感謝の口笛で応えよう 何を守り 何を奪い 悩んできたんだろう? 何も知らず 何も持たず それでも怖れぬ僕が ありのままの 息を吐く 深く旅の空へ 背伸びをしながら 何とかなるさと 発売日:2012-06-20 歌手:斎藤工 作詞:小幡英之 作曲:多々納好夫