Tiny Bird-GLIM SPANKY

伸びた前髪を少し切った 新しい日

響くことなかったあの歌が 突き刺さった

始まりの風景は

痛い程 澄んでいる

どこかへ渡る小さな鳥みたいに

震える僕を抱いて 世界よ

見慣れた部屋を出るときがきた

一つだけ 履き込んだ靴を履いてこう

古いあのギターも手放して旅立つんだ

これからの風景は 煌めきに満ちている

異国へ渡る小さな鳥みたいに

身軽に風に乗っていたいよ

溢れた荷物捨てて見上げた

突き抜ける青空を忘れないだろう

真面目に働く平凡なこの暮らしにさよなら

読めない明日の方が 命は喜ぶよ

真夏に揺れた小さな恋みたいに

名も無い僕を撫でて 世界よ

着慣れた服を脱ぎ何を着よう

今はまだ何でもない

どこかへ渡る小さな鳥みたいに

震えて進め どんな世界も

見慣れた街を捨てて行かなきゃ

この不安消す程の 光の方へと

どこかへ渡る小さな鳥みたいに

震える僕を抱いて 世界よ

変わっていくこと大切なこと

住み慣れた街を捨て

今までにキスをして

進みたいのさ

発売日:2019-07-07

歌手:GLIM SPANKY

作詞:松尾レミ

作曲:松尾レミ