その男、時空犯罪未遂容疑者につき-空想委員会

理由を捜してた

こんなに近いのにどうしてこの僕が任意の1人になったのか

君が必要としてそうな男になりたくて生きてきた

何もかもが裏目だった

君の理想のタイプとは「優しさ」が唯一の武器の

恋愛弱者の奴ではない

手間暇かけて積み上げてきた 頑丈な土台は邪魔なだけ

可能なら全部置き換えたい

一説によるならば 時間旅行の実現には不可能なことではない

それを使わない手はないな

タイムマシーンの開発費出してでも

一つ一つ遡って 少しずつ歴史を変えて

望んだ居場所手に入れたい 四次元空間を飛び越して

肩震わせて泣いた君に ハンカチを差し出したけど

ただ抱きしめればよかった

何もかも生まれ変わって 特別な地位手に入れて

君は僕なしで生きれない かわいい女の子になった

時空を越えての過去の捏造

それは重罪に値する

喜んで指名手配されよう

発売日:2012-09-19

歌手:空想委員会

作詞:三浦隆一

作曲:岡田典之