迷子の子猫-鈴木彩子

居心地悪い所だけれど それでも歩いてゆこう

いつかはきっと

陽射しを浴びて丸まりながら夢が見れるさ

迷子の仔猫がほら 町を歩いてゆく

好奇心に胸をはずませ 目をきょろきょろさせながら

人込みにもまれ蹴飛ばされ

それでも体をひる返し

さぁ毛並みを揃え

ピンとしっぽ立てて もう一度歩こう

居心地悪い所だけれど それでも歩いてゆこう

いつかはきっと

陽射しを浴びて丸まりながら夢が見れるさ

迷子の子猫がほら 今日も歩いてゆく

探してみよう ちっちゃな愛や本当にやりたいこと

スピードをあげて走り去る

車のクラクションにギョッとすりゃ

まあなんで そんなに

急いでいるんだろう この街の人は

生きた心地がしない所だね それでも歩いてゆこう

いつかはきっと

この街角で 木漏れ日の中夢が見れるさ

居心地悪い所だけれど それでも歩いてゆこう

生きた心地がしない所だね それでも歩いてゆこう

雨に打たれて 風に押されて それでも歩いてゆこう

いつかはきっと

陽射しを浴びて 丸まりながら夢が見れるさ

発売日:1996-11-21

歌手:鈴木彩子

作詞:鈴木彩子・鈴木光城

作曲:千葉有一