夜の行方-椿屋四重奏

今なら少しは

言葉に出来るのだろうか

いつも上手に伝えきれない

僕が君に思う事

窓枠の中で

景色はたえず移ろって

まるで僕の心を映す

鏡のように見えたのさ

ゆうべ掴めたような気がしたけど

知らぬ間に指先を離れていた

この夜の行方

どこに辿り着くだろう

空の無限の中に

吸い込まれて

消えてしまうかな

君だけはいつも

うなずいてくれるから

長い月日に捧げたすべては

嘘じゃない

今なら少しは

言葉に出来るのだろうか

繕う事無く ただありのまま

君に言えるのだろうか

夢を見ればいつも途中で終わり

その先は僕の手で続けなきゃ

この夜の行方

誰もわからないだろう

やがて白い光に

吸い込まれて

消えてしまうから

どれだけ愛しても

救われたりしないよ

だけど僕が明日も

歌うことは

それだけさ

君だけはいつも

うなずいてくれるから

長い月日に捧げたすべては

嘘じゃない

発売日:2009-08-19

歌手:椿屋四重奏

作詞:Yuji Nakada

作曲:Yuji Nakada