積み荷もなく行くあの船は 海に沈む途中 港に住む人々に 深い夜を想わせて 間に合えば 夏の夜の最後に 遅れたら 昨日までの想い出に 魚の目で見る星空は 窓に丸い形 旅行き交う人々が 時を楽に過ごすため サヨナラは 雨の歌になるから 気をつけて 夢と夢が重なるまで 過ぎ行く日々 そのそれぞれを なにか手紙にして 積み荷もなく行くあの船に 託す時は急がせて 帰るまで 好きな歌をきかせて 会えるまで 胸と胸が重なるまで 発売日:1998-02-21 歌手:井上陽水 作詞:井上陽水 作曲:井上陽水・浦田恵司