セラフィム-IKU

助けて その声は

どんなに叫んでも

届かない 届かない

雲間からのぞいた 白い月を見上けて

ひとりため息つく

とおく羽ばたきたいと願いながら

やがて明ける空に怯えてる

いつか傷ついた心を見つめて

平気だよと強がってる

今風が吹いて

寄り添う木々は愛をうたい

涙に濡れた翼 やさしく撫でる

明日飛べるから

今は翼 丸める君に

いい夢を見なさいと

光か包んだ

信じて この声は

淡い眠りの中

聞こえてる?聞こえてる?

朝焼けの向こうに 光たたえた翼

ふわり 浮かび上がる

とおく呼ぶ声に目覚めた君は

それは“しるし”だと気づいている

飛べる その心を強く信じて

時が来たと顔を上げた

今 風が吹いて

寄り添う木々は愛をうたい

光り輝く 翼やさしく撫でる

きっと飛べるから

過去をふり返りそうな君に

前だけを見なさいと

明日へ導く

昨日流した涙 朝露に抱かれて

新しい光に照らされ

青く澄んだ 空に還る

今 風が吹いて

寄り添う木々は愛をうたい

光り輝く翼 やさしく撫でる

翼はためかせ

飛び立つ君が残す羽は

いつまでも柔らかな

光を描いた

発売日:2011-05-25

歌手:IKU

作詞:IKU

作曲:mo2