旅の重さだけに君だけは負けないで 朝を待ち続ける野に咲く花に負けないで うつむかないで目を伏せないで 空を見上げていて 暗い夜空に星を数えて みんな歩いてきた 明日巡り会う人のやさしさに 触れる喜びを胸に抱きしめて 旅を想う時 人はもう旅人 名前もない駅に始発を待つ旅人 旅の重さだけに君だけは負けないで 朝を待ち続ける野に咲く花に負けないで 失くした夢のかけらを集め 両手であたためて まだ人生の半空にいる いつも半空にいる 明日巡り会う人のやさしさに 触れる喜びを胸に抱きしめて 旅は語らずに それを教えてる 荒野に咲く花もまた命の旅人 後ろ振り返る時はやがて来る せめてその日まで明日を見つめていて 旅に倒れても 人はまだ旅人 心は半空をさすらう ああ旅人 発売日:2002-01-12 歌手:谷村新司 作詞:谷村新司 作曲:谷村新司