その名前を-LOST IN TIME

最初からそこに名前があった

いつしかそいつに意味が生まれた

争いの後の静けさに似た

穏やかで残酷な朝を迎えた

最後ならいっそ自由になれた

けれどもそれには続きがあった

残された業という十字架に

未来を切り裂く力は無かった

その名前を その心を

背負うものに どうか光あれ

身体を全部脱いだって

魂は消えてはくれない

憂鬱に軋む星の歌も

嘘が邪魔で聞こえない

両手をいくら振ったって

船は見つけてはくれない

欲望が世界中溢れ出して

流れ星の数が足りなくなった

最後まで誰も笑わなかった

一字一句間違わなかった

争う事を避け続けてきた

その代償にまだ気が付かないのかい

その名前を その心を

背負い歩く 君に幸あれ

身体を全部捨てたって

心まで亡くなりはしない

憂鬱に軋む星の歌も

過去が邪魔で聞こえない

徒党をいくら組んだって

心までまとまれはしない

シュプレヒコールのその真ん中で

誰の声も届かない

身体を全部脱いだって

魂は消えてはくれない

欲望が心から溢れ出して

流れ星の数が足りなくなった

流れ星の数が足りなくなった

最初からそこに名前があった

発売日:2010-11-10

歌手:LOST IN TIME

作詞:海北大輔

作曲:LOST IN TIME