帆船の透明度-NOVELS

夜の片隅から 帆を張るベッドの船

明らかに定員オーバーなのに 永遠を願った僕らを

電気スタンドが照らしてた頃

何が君にあったか 僕らは聞けなかったけど

昼間汚したシャツのこと 指差して笑い合った時も

泣いてる心に気付いてたよ

悲しみの底で笑ったあの時の君の強さが

突き刺さったままの心で

歩いていけたら

どこまで行けるのかな

目には見えないもの それこそ大切なものなんだってさ

傷ついてしまうことなんかより 本当に怖いのは

痛みを見失ってしまうことだったんだね

悲しみの底で笑ったあの時の君の強さが

突き刺さったままの心で

歩いていけたら

どこまで行けるのかな

誰もが抱える弱さをいつか許せたらな

大丈夫なにも心配ないよと

君に今なら言えるのかな

あの日の船にもう乗れないこと

いつかはそれさえ忘れちゃうこと

過去にも未来にもいられないのはきっと

今君と笑うために 今君と生きるために

発売日:2012-09-26

歌手:NOVELS

作詞:竹内真央

作曲:竹内真央