HOTEL PACIFIC-サザンオールスターズ

ギラギラ輝く太陽が

時代の片隅へ堕ちてゆく

錆びれた海辺の国道には

現在もセピアの幻影が揺れてる

八月の濡れた誘惑が

水着の奥まで沁みた時

江の島に架かる桟橋で

恋の花火が浮かんで消えた

風に燃える陽炎みたい

空と海の偶像

灼けたSun-Tannedの肌に

胸がJin-Jinと響く

夏の太陽が嗚呼燃え上がるTo me

愛…渚に今日も

寄せては返すでしょうか?

砂の上で口づけした

真夏のPacific Hotel

海より眩い情熱が

紅い夕陽に染まる頃

茅ヶ崎あたりのモーテルにゃ

夏の終わりが涙で暮れた

森に眠る古城のように

夢は遥か蜃気楼

さらば青春の舞台よ

胸がJin-Jin と疼く

だのに太陽はもう帰らないTo me

何故…砂漠のように

心が渇くのでしょうか?

エボシ岩を見つめながら

夜霧にむせぶシャドー

ああ君の…灼けたSun-Tannedの肌に

胸がJin-Jinと響く

夏の太陽が嗚呼 燃え上がる To me

愛…硝子のように

敢え無き運命でしょうか?

砂の上で口づけした

真夏のPacific Hotel

今でも忘れないWoh,Oh,Oh…

涙のPacific Hotel

So I Love You…

発売日:2000-07-19

歌手:サザンオールスターズ

作詞:桑田佳祐

作曲:桑田佳祐