八千代-間々田優

私が高校生の時、友達とも家族とも上手く交われない日が続き、

心が形を成していませんでした。

このまま世界と相容れないまま、誰からも必要とされずに終わるような

不安と生きていました。

よろしいでしょうか、そんなつまらない歌を歌っても

軽々しく 踏み出すは道 忘れたか 迫り来る 夜の入り口

何処へ 行こう 道を 眺め 思案し

流す 如く 下る 坂を 夢見る

己れ 惑う 誰か 知るは 私を

このまま 果てまで 続かぬように

母来ようて 父去ろうて 私には 何の意味も無く

友死のうて 爪をかんで 私には 何の痛みも無いよ

刺してやろうか

東京という力を借りてここまでのし上がってきました。

過去が無いことをいいことに、

沢山の人に受け入れられとても幸せでした。

それと同時に、

私は人を軽んずるようになってしまったのかも知れません。

その報いすら逃げて来てしまったのですから

恐れ 来るは 宵闇 目をそらさぬ 程の木々達

これ 以上は 寄らせぬ 漕げども 迫り来る 雲のように

朝来ようて 夜食おうて 私には 何の意味も無く

猫死のうて 土になって 私から その汚れがおちない

こわくない

皆々そんなに私が恐いか?

遠くから眺めて もてあます様に

虫のように殺せないのなら

消えてやろう

東京という森に

ご満足かしら

発売日:2008-08-08

歌手:間々田優

作詞:間々田優

作曲:間々田優