風にさんさら 葦が鳴る ともに俺らも 枯れる葦 なまじ情に 棹さして 泣いて流れるよう これが運命(さだめ)か 川育ち 水に写した 角(つの)かくし それが別れの しるしかよ どうせ嫁いで 行くのなら なぜに俺らのよう 舟に涙を 置いて行く 月にしょんぼり 枯れ落ちる 葦も俺らも すたれもの せめてあの娘の 便りなど 棹にたぐってよう 舟をささえに 生きるのさ 発売日:2007-11-21 歌手:三船浩 作詞:横井弘 作曲:細川潤一