天気職人-ポルノグラフィティ

この地球が眠りにつく頃

明日の空を仕込む天気職人は

黙々と色を混ぜ合わせて

世界を覆う 空を染め上げる

同じものなんて

二度とは出来やしない

いつでも気持ちを織り込む

ただ頑なに

雨にもちゃんとした素敵な理由がある

誰かの事を想う時にはこぼれる涙隠してくれる

晴れたらちょっとだけ青い色を借りて

痛む心に鳥を描こう いつかは風が吹き抜けてゆくでしょう

いつだってしかめっ面な彼が

今朝の仕事には少し満足げ

だから君の事

初めて誘えそうなんだ

ずいぶんぐずついた僕の背中を押して

最高の天気は最高の口実に

傘を離した右手を君に差し出してみようと思ってる

海にも街にも続いたこの空を

どこまでだって歩いてゆこう 眩しい陽の光につつまれ

そんな風に思いを巡らせたそがれに

明日はどんな日になるのかな 明日こそは誘えるといいのにね

発売日:2004-09-08

歌手:ポルノグラフィティ

作詞:新藤晴一

作曲:岡野昭仁