地球に針-nano.RIPE

少しずつ流れ流され 泳ぎ疲れ見上げた空に

果てのない宛てのない旅 ぼくはどこかうわの空で

飽きるくらい飲み込んだ水は 涙の味によく似てると

呟いて気が付いた 空に海が溶ける

広がる世界に重なる青の青さ そっと端っこを掴んだら

ぼくはもうココに居よう

どこでもないこの場所でずっときみを思い出そう

ヒトツだけ願いをかけた 流れ星が消えた後で

飲み込んだ水を吐き出すくらいにちゃんと伝えられていたら

ココロのイチバン深くにひと雫のヒミツをポトリ

ささめいた水面に星とぼくが映る

広がる夜空に連なる星のように ずっと光っていられたら

ぼくはもうココに居よう

どこでもないこの場所でもっときみを思い出そう

ぼくの名前を呼ぶきみをぼくは頼りに生きていた

ぼくは今でもきみだけをずっと頼りに生きている

広がる世界で今ヒトツ消えてゆくもの ぎゅっと唇を噛んだら

ぼくはもうココに居よう

どこでもないこの場所できっときみを忘れてく

広がる世界に 広がる夜空に

重なる世界で 消えゆく世界で ぼくで居られたら

きみを忘れたら 地球に針を刺して進むよ

発売日:2015-09-23

歌手:nano.RIPE

作詞:きみコ

作曲:佐々木淳