夕焼け雲に 母の顔 沈む夕陽に 父の顔 両親(ふたおや)送って 来たけれど 何か幸福(しあわせ) あげたろうか あぁ…年だけとった…バカ息子(せがれ) あぁ…なぜか今頃…泣けてくる 北の海鳥 お前も一緒に 泣いてくれるか… 夜空の星に 友想う ひとりの酒に 捨てた女(ひと) こんな男に ついてきた 何かいい事 したろうか あぁ…未練あるのか…惚れていた あぁ…今さら何で…沁みてくる 秋の盛(さか)り場 ちょうちんお前も 泣いてくれるか… 手酌で更けゆく 港町 ぽろぽろ昔が 落ちてくる 秋から冬への 寒空(さむぞら)に 誰もが無口で 呑む漁港 あぁ…酔いにぶたれた…両頬を あぁ…男は撫でて…店を出る 軋(きし)む船音 お前も一緒に 泣いてくれるか… 泣いてくれるか… 発売日:2016-02-24 歌手:加納ひろし 作詞:吉幾三 作曲:吉幾三