灰かぶり 〜魔法のとけたシンデレラ〜-佐田玲子

あの時手を振って「さよなら」と言ったね

また会うつもりであなた笑ってくれたよね

「優しさは罪だよ」と背中に呟いた

ようやく気付いたの いつも私からだね電話

いつか雨、雨、雨、雨 やはり身の程知らず雨

別れる時あなた一度も振り返らない

すべて幻と呼ぶにはあまりにも

まだあなたの温もり指に残ってる

歩道橋の上でいつも見送っていた

人ごみに紛れてもあなただけ見えてた

会う度に何故か寂しさ募るのは

私の話ばかり あなたからは無かった

いつか雨、雨、雨、雨 やはり身の程知らず雨

ヒロイン気取りで私一人芝居

お伽噺の途中で 魔法がとけたシンデレラ

けれどあなたは私を捜す事は無い

いつか雨、雨、雨、雨 やはり身の程知らず雨

鏡よ鏡 ずぶ濡れの私はどう映る?

「そうねお似合い」そんな事分かっていた

目を覚ませば私は元の灰かぶり

発売日:2001-09-21

歌手:佐田玲子

作詞:佐田玲子

作曲:佐田玲子