雪解けの線路を 北へ訪ねて 貴方の住む町の 地図を片手に 逢いたくなったの 涙出るほど もいちど抱いてよ 厚いあの胸 夢の続きは 毎晩泣いた 夜が明けるまで 手枕しててよ 止みそうもない 外は冬化粧 朝まで抱いて 死んでもいいの いけない大人の 恋と知ってて すべてみんな投げて 貴方を追って 逢いたくなったの 息止まるほど もいちど抱いてよ 大きな肩で 貴方殺して 私も死ぬわ それほど好きよ いけない恋ね ふぶきの海を ひとり渡る船を 迎えに来てて バカな女を 泪を涸れして 昔にわびて 過去を風に飛ばし 雨に流して 逢いたくなったの 今すぐ貴方 もいちど抱いてよ くだけ散るほど 未練のあとに 憎しみがあり 時間がたつほど 恋しくなって 夜汽車飛び乗り 船を乗りついで 抱かれに行くの 死んでもいいの 歌手:加納吾朗 作詞:吉幾三 作曲:吉幾三