嘘と月-nano.RIPE

きみがぼくに嘘をつくたび 嘘に嘘を重ねるたびに

ぼくは少し優しくなれる?優しさの基準なんて知らないけど

嘘の隙から覗き込むような本当は愛してるに似ている?

いつまで経っても上手に使えないくだらないぼくはいつまで?

使わなくていいんだよ 使えなくていいんだよなんて

気付かないあいだにいつも守られてた

ぼくがアチコチ欠けてるから ピースの足りないパズルだから

きみはいつも嘘をつくんでしょう?ぼくがコレ以上欠けないように

嘘に嘘に嘘を塗り重ねた日々の厚さは今どれくらい?

いつまで経っても近付くことはない変わらないきみはいつまで?

欠けてるんじゃないんだよ 足りないんじゃないんだよなんて

気付かないあいだにいつも守られてた ぼくが?

嘘に気付かないふりをしていたぼくもきみとおなじ嘘つきか?

傷付かないように優しいふりして守ることは逃げることだ

夢から醒めたんだ 悪夢から醒めたんだやっと

優しい嘘なんてあるわけがないだろう

欠けてるんでしょう?ぼくは 足りないんでしょう?ぼくはずっと

気付かないあいだに少しずつ侵されてた

だれが?だれを?

きみが?ぼくを?

発売日:2015-04-08

歌手:nano.RIPE

作詞:きみコ

作曲:佐々木淳