dear, deer-tacica

初めてに出会ったり その先が分かったり

悲しみが増える度 太陽が眩しくなった

繋ぐ手に後退り その意味が分かったり

優しさに触れる度 三日月に会いたくなった

本能から応答せよ

本当なら逃げ出したい事

そんな当たり前の人間らしさを

きっと忘れながら生きてる

dear, deer

孤独の中でさえ

まだ希望を持っていたいなんて

雨に打たれて涙を隠す

痛みや傷があるから

人波に泳ぎ疲れたって

風に吹かれて涙を乾かすのだろう

悲しみが落ちるのに 足元を見てばかり

思い出は錆びるから

星空 見上げたくなった

本能から応答せよ

ねえ どうして気付けば独りなの?

たった一度きりの人間らしさをいつも抱えながら生きてる

dear, deer

私に生まれた

理由一つも持っていなくたって

月日は流れ

いつか現在を語る

心のまま 在るがまま

在るのにも妙に疲れちゃって

闇に紛れては

光を探すでしょう

排気ガス

コンクリートの上

6巻のずっとない漫画の様な

僕の運命だけど

いざ 一っ飛び

さあ 一っ飛び

どんな当たり前の人間らしさを

いつも抱えたまま生きてる?

dear, deer

孤独の中でさえ

まだ希望を持っていたいなんて

雨に打たれて涙を隠す

痛みや傷があるから

人波に泳ぎ疲れたって

風に吹かれて涙を乾かすだろう

色とりどりの鼓動

モノクロの僕達を未来へ

遊び疲れた頃 また会おう

dear, deer

発売日:2021-12-22

歌手:tacica

作詞:猪狩翔一

作曲:猪狩翔一