オー ボーイ-吉田拓郎

退屈なのが恐いんだろう

イルミネーション駆け抜ける街

路地のバケツはパーティのあと

投げ捨てられた恋の空きビン

Oh Boy 俺はもう吠えたりしないよ Oh Boy

自由がないと鎖をちぎり

目の前のもの噛みついてみた

明日のことを考えるのは

大人のずるさとうそぶいてみた

Oh Boy 俺はもう 気づいてしまった Oh Boy

裏切り者や卑怯なヤツと

呼ばれなければ暮らしもできず

お前で歴史が変わりはしない

Oh Boy Oh Boy

地下鉄の隅押し込められて

見上げるコピー呪文のようさ

カタログどおりの洋服と靴

幸福までも買いそろえなよ

Oh Boy 俺はもう うらやむことはない Oh Boy

時計じかけの毎日だから

夢見ることで時間を逃げた

怒りをぶつけて叫びをあげて

自分の弱さをごまかしてきた

Oh Boy 俺はもう 踏まれていいのさ Oh Boy

絶望の淵たどりついたら

大声だして泣けば分かるさ

お前の命をいとしむものが

Oh Boy Oh Boy

Oh Boy Oh Boy

発売日:1995-06-21

歌手:吉田拓郎

作詞:石原信一

作曲:吉田拓郎