サヨナラ少女-荘野ジュリ

汚れたての心に

ひきずられていく少女

その肌を街まで 売りに行くの?

賞味期限の切れた男は

下手な手で

幸せを 紙切れでくれました

その場限りの優しさと

偽りの愛を吐く

錆びた息にまみれ

もう戻れないカラダ

値札ついたそのカラダ

名前も知らない人に

せめて どうか心は

心は 脱がされないで

理想というウロコが

ボロボロと剥がされてく

あとは ただ

さばかれてしまうだけ

食べずに残していた

家族の温もりさえ

その蓋を

開けたら 腐ってた

自分さえ 良ければいい、と

その言葉 そのエゴで

罪を 削ぎ落とした

もう手遅れなカラダ

暇つぶしのそのカラダ

名前も聞かない人に

せめて どうか心は

心は 脱がされないで

どこかに 消えてった少女

なにかが 壊れていくよ

もう戻れないカラダ

値札ついたそのカラダ

名前も知らない人に

せめて どうか心は

心は 脱がされないで

ずっと ずっと ずっと

発売日:2005-06-29

歌手:荘野ジュリ

作詞:荘野ジュリ

作曲:Jin Nakamura