泣かないで-木根尚登

イブが近づく東京駅 16番ホームに 夜を明かせぬ恋人立ち尽くす

見送るドアの向こうに 見送られて潤む瞳 コートに隠して指を絡ませた

泣かないで 泣かないで 涙はもう星にかえて

何時かきっと同じ夢のドア あけよう

記憶から零れるほど 思いで重ねたけど 遠くに住む寂しさは変わらない

夜毎愛を誓うたび 言葉はありふれてゆく 心をうばわれた詩人のように

追いかけて 追いかけて 探してる愛の景色

何時かきっと永遠の瞬間を越えて

泣かないで 泣かないで 涙はもう星にかえて

何時かきっと同じ夢のドア あけよう

発車の合図が二人追い立ててる ドアが閉まる手を振っていた

またねという約束を乗せて 走り出す静寂の闇へと

せつなくて せつなくて 振り返り手を伸ばせば

掴めそうで 掴めない 風の行方

泣かないで 泣かないで 涙はもう星にかえて

何時かきっと同じ夢のドア あけよう

泣かないで 泣かないで 涙はもう星にかえて

何時かきっと同じ夢のドア あけよう

発売日:1992-12-12

歌手:木根尚登

作詞:木根尚登

作曲:木根尚登