いくつもの岐路の先で交わる街 集う人波が 忙しなく映った 行き交う誰もが皆 違う旅の途中 ここに辿り着き 何処かへ散ってゆく 独りきりで 雑踏に馴染めないままで 歩く僕の耳に響いた音楽(おと) それは理屈の壁をスッとすり抜けるように 胸を震わせる衝動 満ちてゆく気持ち 心が示すままに『好き』なことに 気付いたら嘘はつけない 心地よいリズム 口遊むメロディ 軽くなってゆくよ 僕という全てが 立ち止まる人達と 湧き起こる手拍子 同じ瞬間を偶然に分かち合う ふと隣で 歌う君と視線交わして 微笑み合う それだけで繋がってゆく きっと遠い僕らの旅路 ふたりの距離も 同じ心が縮めてゆく 『好き』という気持ち 明日は違う道を往くとしても また逢える気がする どこかで繋がっている 感じた絆は消えない 発売日:2016-04-27 歌手:織田かおり 作詞:霜月はるか 作曲:霜月はるか