わびさびの見える暮らしに 憧れていた頃 ありましたけれど どれくらい流れたでしょう そんなことすら今は気にもしないけれど 旅立ちの時に気が付いたことは もう 手遅れだと だって喜怒哀楽なら想い出とともに故郷に捨ててきた私の心 ぴくりともしない…さきっぽ カブトムシ食べた夏の日 頑なに怯えた友に首傾げた アリの巣に運ぶ飴玉 取り上げて舐めてた 日々を蔑まずに 笑わず怒らず喜び忘れた ほら 手遅れでしょ? だって喜怒哀楽ならあの人とともに故郷に捨ててきた私の心 ぴくりともしない…さきっぽ 喜怒哀楽ならあの人とともに故郷に捨てて 喜怒哀楽ならお袋とともに故郷に捨てて 喜怒哀楽なら生ゴミとともに故郷に捨てて 喜怒哀楽ならザリガニとともに故郷に捨ててきた私の昨日 ぴくりともしない…さきっぽ ぴくりともしない…さきっぽ 発売日:2009-06-17 歌手:鼠先輩 作詞:松嶋重 作曲:榊原秀樹