まゆみ-KAN

まゆみ 最近の君はどう

ぼくはね 少しふてくされてるよ

まゆみ つまらない時のために

なんとなく なんとなく

うたなんかをつくってみたんだよ

まゆみ 君は都会のすみで

こっそりとわらってた小さな花で

まゆみ ぼくは見てるだけだけど

知らない誰かが

つみとってくのも少しこわいんだよ

可もない 不可もない そんな生活に

話したい 伝えたい いつも言いだせなくて

これじゃない あれもいや それは深刻で

だましあい なぐさめあい 心もたないよ

まゆみ 君は時々 つもる悲しみを

いったい どこへ流すの

まゆみ たまには 大きな声で

さわいだり さけんだり

ぼくにあたったりしてもいいんだよ

決して自分のことせめたりしないで

可もない 不可もない そんな生格に

好きじゃない 悪くない 責任とれなくて

あれがいい それはいや これも深刻で

帰りたい でも帰れない

ひとはだれもみな

それぞれの悲しみを抱きしめ

いつも夢を見てるよ

きっとだれかに

小さな叫びがとどく日まで

まゆみ 一番 澄き透ってて

美しい水って なにか知ってるかい

まゆみ 恋をして せつなくて

がまんして がまんして

こぼれた涙がきっとそうだよ

こんなことしか言えないぼくを許して

発売日:1993-02-25

歌手:KAN

作詞:KAN

作曲:KAN