朝が来るよ-槇原敬之

24時間のバーガー屋の

馬鹿みたいに熱いコーヒーを

少しすすって車の屋根の

上に置きポケットに手を入れる

トラックの通り過ぎる音が

遠くに響く薄暗い空に

明けの明星と月だけが

消し忘れたように光ってる

どんなに願ったところで

巡る季節は止められないなら

それをもっと楽しめる

日々にしたいと思った

ささやかなことの中にも

隠された大事な意味に

気づけるような気がしたとき

朝日が昇り始めた

自分がこんな年になる

日が来るなんて思わずに来た

自分はいつまでも元気で

何でも出来ると信じ込んでた

50を過ぎた友人に

どんな気持ちか聞いたときに

出来ることと出来ないことが

わかるから楽しいと笑ってたっけ

どんなに願ったところで

好きなことは好きで嫌なことは嫌だ

自分の行きたい場所に行こう

正しくても間違っていても

ささやかなことの中にも

隠された大事な意味に

気づけるような気がしたとき

朝日が昇り始めた

ささやかなことの中にも

隠された大事な意味に

気づけるような気がしたとき

朝日が昇り始めた

僕のために朝が来るよ

発売日:2019-02-13

歌手:槇原敬之

作詞:槇原敬之

作曲:槇原敬之