花と詩人-LAMP IN TERREN

空白だらけの部屋を埋めるように 君は笑った

差し込む光も まるでドレスのように綺麗に纏って

僕は眺めているだけで 何も言えずにいた

それが積まれて 穴だらけになった日々を見ていた

言葉にするには まだ程遠くて

想いばかりを募らせていく

行き着く先はいつも同じ

愛してるなんて 歯痒い言葉だけ

飲み干してしまえど 胃の中で消える愛を笑った

そればかり求めて口にしていても 痩せこけていくだけ

時に胸が痛くて だけど触れていたくて

その度 離れてしまう未来に怯えて

いつもそばにいたくて 君のためになんて

言えないのに 探して

愛は水のよう 君は花のよう

いずれ枯れるとしても

時計の針を 戻しはしないよ

君のいない日々は もう僕じゃないから

言葉にするには まだ程遠くて

想いばかりを募らせていく

行き着く先はいつも同じ

愛してるなんて 歯痒い言葉だけ

一言では語りたくなくて

また足掻いては 積み上げていく

狂おしいほどいつも同じ

愛してるなんて 呆れる言葉だけ

空白だらけの僕を埋めるように 君は笑った

足りない言葉の その余白すらも埋めて笑った

発売日:2018-01-19

歌手:LAMP IN TERREN

作詞:松本大

作曲:松本大