点と点が繋がって形を成してく 美しくも悲しい姿 人と人を結ぶ線は縦ばかりにひかれる 見慣れている秩序の在り処 自分の名前はどこにある そのツリーダイアグラムの 上にいるものであれ 下にいるものであれ 手にしてるイシを 遠くへと投げたなら どんなものであろうとも 一つの例外さえ認めずに ただ地上に落ちるだけ それぞれ孤独な弧を描いて 線と線が絡み合い熱を帯びてゆく 望ましくも許されない姿 彼と彼の間に縦も横もないはずだろう 聞こえはいい理想の在り処 自分の名前はどこにある そのセミラティスの中でも 人は罪を犯して 人に罰を求める 怖いから糸を切って結び直した 自分の下を探し 知らないうちに望んでいたのだと 気づいてしまった頃に 鏡のおまえに弓を引いた 強さと弱さを持った人は言う 少しでもいい 高い場所から投げたなら その分だけでも長く その分だけでも強く 飛んでいくはずだろと 信じている 信じさせる そのツリーダイアグラムの重さ 上にいるものであれ 下にいるものであれ 手にしてるイシを 遠くへと投げたなら どんなものであろうとも 一つの例外さえ認めずに ただ地上に落ちるだけ それぞれ孤独な弧を描いて 発売日:2017-08-23 歌手:VALSHE 作詞:林達志 作曲:doriko