シグナル-エレファントカシマシ

夜はふけわたり 家までの帰り道

町を見下ろす丘の上立ちどまり

はるか、かなた、月青く

俺を照らす 街灯の下

ベンチに座り、自分の影見つめてた。

あの悲しみにひとりで涙した夜もある。

やさしさもとめ、日々をうろつきまわり…

なくなよ、男よなくな。子供ら帰りし公園

さうだろ?今さらどこへにげるのさ?

どの道俺は道半ばに命燃やし尽くす

その日まで咲きつづける花となれ。

雨上がりビルの向かうには晴れた空。

行けよまん中、太陽がまぶしいぜ。

おのづから歩み進め。

道に咲く花のやうに本当さ、いつかこの空ひとりじめ

あのころキミは もとめつづけ

遠くばかりみてゐた。

今はもうまよはずに行けるさ

悲しみの月日があらたな歴史のシグナル

いまからはじまる未来のあなたのシグナル

今宵の月が満ち欠ける、町見下ろす丘に。

「どの道キミは、ひとりの男、心の花咲かせる、人であれよ」と。

どの道俺は…

発売日:2006-03-29

歌手:エレファントカシマシ

作詞:宮本浩次

作曲:宮本浩次