高い空を駈けていった まるで星のような光 少しずつ 少しずつ 遠くなって 見上げていた僕らはただ その行方を探すように どこまでも どこまでも 追いかけてく この先には何もない すれ違った人は言う 僕は知らない 自分の目に映るまで 広がる夜の彼方へ 昨日までの向こう側へ 浮かんでいた無限の道標 まだ何も見えなくても あの場所から見えるはず 指の先でなぞった地平線 長過ぎた道は暗く寒く 凍えてしまうと君は言う 一人が零す諦めの声 もう帰るべきだと それを責めるなどできなかった 見渡す限りの闇の中 別れをこえて走り続けた 君と二人だけで 辿り着いた淵からも あの光は遠すぎて 悲しいほど美しい空だけ 降り注ぐ星の雨は 少しだけの祝福と 計り知れないそれからを伝える 立ち尽くす僕の腕を 君は掴み微笑んだ 終わりじゃない ここから始めよう 長い夢を見ていたような 今となれば幻でも 僕はまだ 君とまだ 探している 発売日:2015-09-02 歌手:doriko feat. 初音ミク 作詞:doriko 作曲:doriko