清姫道成寺-デッドボールP loves 初音ミク

花や散るらん 花や散るらん

花や散るらん

作りし罪も消えぬべき 作りし罪も消えぬべき

鐘のお供養拝まん

月は程なく入汐の 月は程なく入汐の

煙みちくる小松原

あら嬉しや 烏帽子を暫し仮に着て

既に拍子を進めけり

花の外には松ばかり 暮れ初めて鐘や響くらん

初夜の鐘を撞く時は 諸行無常と響くなり

花の外には松ばかり 暮れ初めて鐘や響くらん

後夜の鐘を撞く時は 是生滅法と響くなり

花や散るらん 花や散るらん

花や散るらん

春の夕べを 来てみれば 春の夕べを 来てみれば

入相の鐘に花や散るらん

我をばいつまで捨置き給ふぞ

奥へ連れて お下りあれ

花の姿の乱れ髪 思へば此鐘 恨めしや

龍頭に手をかけ 飛ぶとぞみえし

引きかずきてぞ 失せにける

花の姿の乱れ髪 思えば思えば恨めしや

乱れし髪の乱るるも その結縁のためぞかし

入相は 寂滅為楽と響くなり

聴いて驚く人もなし 我も五障の雲晴れて

真如の月を眺め明かさん

花や散るらん 花や散るらん

花や散るらん

花や散るらん 花や散るらん

花や散るらん 花や

発売日:2014-07-02

歌手:デッドボールP loves 初音ミク

作詞:デッドボールP

作曲:観世小次郎信光