さよなら 優しい夢 抱いて 帰ろう 夜をぬけて ひとり 瞳を 閉ざしても 声を 壊しても きみと ともに 歩いている 祈りの 失われる 星で 望みを 殺していく 風が こころが 砕けても うたを亡くしても きみと ふたり 歩いている 夏草 風 せせらぎ 息をきらす坂道 黙って座る あの 公園にも ふたり繋いだ 記憶が 生きている きみがくれた この花にも 命が 削られてく 闇に 涙が 涸れ果ててく 痛み 指先凍えても 何度 躓いても 時をこえて 歩いていく 屋上の昼間の月 欠片 ありふれた未来 踏切 電線 道ばたの花 笑い 泣いて 寝ころんだ あの空にも 光孕み舞うカーテン 陽なたの席 小さな 木漏れ日ごしの あの街並みにも ふたりで生きた 記憶が あふれてる きみが触れた 指先にも 夢ならここにあるわ いつも 名前はここにあるわ 光。 発売日:2005-12-07 歌手:麻倉あきら 作詞:高橋しん 作曲:古川慶