マンハッタン・キス-竹内まりや

Don't disturb

閉ざされた ドアの中だけが

私になれる場所

ここで あなたが見せる優しさに

偽りはないけど

どうして こんなに寂しい

夜明けの足音 近づいてくると

何もかもまるでなかったように シャツを着る

愛しい背中 眺めるの

私より本当はもっと孤独な誰かが

あなたの帰り 待ってるわ

すれ違う心の奥見透かしながら

ひとり残された部屋の窓の外

手を振る気もなくて

霞む摩天楼の彼方 天使が涙で覗き込む

どうして 愛してるだけじゃ満たされなくなる

愛されるまでは

長過ぎる一日をもてあまし 彷徨えば

哀しいくらい 自由なの

街の灯が夕闇に点り始める頃に

あなたもきっと 感じてる

ほろ苦い昨夜のキスのその余韻を

どうして あなたじゃなきゃ駄目

声かける人は たくさんいるのに

できるなら 知り合う前の私に戻って

置いてきた夢 探したい

いつの日か 遠い思い出だと笑い合える

そんな時がくるのかしら

明日さえ手探りで 生きるふたりにも

Till I hear you say you love me

Don't disturb.

発売日:1999-06-02

歌手:竹内まりや

作詞:竹内まりや

作曲:竹内まりや