そして眠り続けた 幾億の年月を 長い夢を見ていた 森の中で 過去を輝く愛を しまい込んだ闇夜は 糸を我が身に巻いて 頬 濡らした 霧が東に流れて 月の光に抱かれた 目を醒ませ 住み慣れた殻を脱ぎ 羽根ひろげて空へと舞い上がれよ 揺れ動くような 哀しみに踊らされても 僕はこの生命 最後まで紡ぐだろう 羽根を傷めても 大地に倒れる日まで はばたけ 運命を超えて 生まれ変わっても 時がどれほど過ぎても 心に愛あれば ふたたびめぐり逢える 花は咲きほこり 優しく迎えるだろう はばたけ 運命を超えて 歌手:大塚宗一郎 作詞:岩里祐穂 作曲:菅野よう子