Psi-trailing-ZABADAK

青い 青い 雪に沈む夜

夢のように光る鳥よ

ひとりここに残されて目覚める

消えそうな鳴き声

重いドアを押しあけると急に

流れ込む冬の妖精

溶ける 溶ける 凍りついた記憶

私の手の中で

出かけるの (rara)

tra ra Psi-trailing

懐かしい知らない場所

鳥たちの (rara)

tra ra Psi-trailing

奇跡の旅へ

私を引き寄せるかすかな想い

小さなつぶやき

それは眠りの外で響いていた

ただひとつの詩

長い長い石段を登って

何もない空に近づく

そしてそっと羽を開くように

朝焼けが広がる

出かけるの (rara)

tra ra Psi-trailing

懐かしい知らない場所

鳥たちの (rara)

tra ra Psi-trailing

奇跡の旅へ

痛いくらい透きとおる胸の奥

舞いおりて行ける

降り積もる言葉に隠されていた

心の平野へ

どんな声閉じこめたの 叫びさえ

震えるこの両手に

冷たい風 防ぐ服もないまま

鐘の音を待とう

私を引き寄せるかすかな想い

あの空を越えて来る

ずっとずっと前から響いていた

ただひとつの詩

発売日:1993-01-25

歌手:ZABADAK

作詞:新居昭乃

作曲:吉良知彦