Reflection Moon-AiRI

風を切る 翼のような前髪だけど

キミの影 触れることもできない

二日前 少し先を歩いていたのに

もう指を 伸ばしても届かず

気づかなければ 弱さも知らずにすんだのに

慰め合う心地よさから 鏡に背を向けた

空を沁みる群青に

月の光灯される

まるで願い事のように

背伸びした偽りの 強さでもかまわない

もう少しだけど前に

進めるはずだよ 君がいてくれるから

飛び跳ねた 後ろ髪目で追いかけていた

あんなにも 近かった背中だけど

昨日なら 走れば追いついたはずなのに

プライドが 邪魔ばかりしていた

恐れずにただ 素直になればよかったのに

痛みを撫でられることだけ 求めていた所為だ

夜を見守り続けた

月の光眩しくて

悔いるように目を閉じる

暗闇に囚われて 改めて気づいたよ

自分の本当の気持ち

隣にいたいと 君に伝えたいから

瞳開けば優しさ

月は水面をたゆたい

こんなにも近くにある

空を沁みる群青に

夜を見守り続けた

月の光の導き

背伸びせず手を伸ばせば

見つけられた君の顔

こんなにも近くにいた

今は同じ月 君と見つめているよ

発売日:2013-05-08

歌手:AiRI

作詞:

作曲:milktub