invisible-CIVILIAN

美しく生きようとして 太陽に憧れて

笑った顔が醜くて 鏡見る度吐き出して

鮮やかな季節が過ぎて 痛みだけが残っていて

散った花弁拾うだけの それだけの為に生きていて

誰にも見えないように 間違ってバレないように

ずっと繰り返し 塗り潰しては切り刻んだ自分の

死んでいった欠片を 断末魔の悲鳴を

ねえ 今ここで吐き出してさ

この世界は視えぬものばかりで

怖いから自分自身も傷付けて

それでもまだ生きて行こうとした

あなたのその悲しみを聞かせてよ

冬の朝 透き通る息 純粋にただなりたくて

それができなきゃ僕らは いる意味なんてもう無いのにな

手足が伸びてくように 言葉を覚えるように

気がついたらもう纏わり付いていた黒い心を

そういうもんだよとか言って 受け入れてしまうその前に

さあ 身体はまだ動くだろ

許せないことも過去も未来も

いつか全て灰になってしまうから

その小さな感情も何もかも

残さず拾ってゆくよ 手を伸ばすよ

切り付けられた傷が増える度

誰も気付かない場所でただ泣いて

それでもまだ誰かを許すなら

自分で立ち上がって さあ行かなくちゃ

この世界は視えぬものばかりで

それもいつか灰になってしまうけど

その目から流れ出した感情は

透明な光の中で 奇麗だった

発売日:2014-09-24

歌手:CIVILIAN

作詞:コヤマヒデカズ

作曲:Lyu:Lyu