足元に目を落としてそれっきり 動かないあなたを たくさんの言葉が包み込んで 何も言えずただそこにいた あなたが今日まで生きて 本当は何を思って何を見て どうしたら痛みがやわらぐのか 僕にはわからないよ 何て言えばいいんだろう 何て言えばいいんだろう 抱きしめても 抱きしめても きっと 足りない こえという手にひかれて 黒い夜の絨毯を歩いてきた たくさんの思い出が足の下で やわらかくただそこにいた 僕が今日まで生きて あなたと共に生きて 何を見て どんなにきれいな夢を知ったか あなたに伝えたいよ 何て言えばいいんだろう 何て言えばいいんだろう 離れても 離れても きっと 消えない 離れても 離れても きっと 消えない 窓から射し込む陽が 斜めになって色づいて ゆっくりとゆっくりと消えてゆく まだあたたかい まだあたたかい 僕らの足元夕闇の中 抱きしめても 抱きしめても 抱きしめても きっと足りない 離れても 離れても 離れても 離れても きっと 消えない 発売日:2004-09-08 歌手:矢野絢子 作詞:矢野絢子 作曲:矢野絢子