遥かなるまわり道の向こうで-KAN

青い時代をただただまっすぐに 有無言わず走っていた

思えばそれはただ流れてたとも言える 小舟大河に浮く如く

遥かなるまわり道の向こうで 唯一の人と出会う

生きる重みを地面に感じながら あたかもぼくはぼくであるように

やがて風吹き 木々はしなり打ち にわかに水波高く

逃げれば追い風 戦うなら向い風

太陽を背に受けて ただ前に進もう

時代は流れ 形勢も変わりゆき 真実は問われるもの

答え索るように繰り返し弧を描く 小舟大河に浮く如く

また風は吹き 木々はなぎ倒され 水うねるように迫る

それこそに耐え 限られた時空に

身を昇華させ踏ん張るのだ ろうそくの灯のように

たとえそれが微かな光でも 耐え消えず君を照らす

それこそが今を生きる意味となればいい ぼくがぼくであるために

発売日:2006-08-30

歌手:KAN

作詞:KAN

作曲:KAN